未来が楽しみになる白ワイン「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」が新入荷

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オンラインショップを運営している大川です。

今回は、4月5日(土)に新入荷された「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」をご紹介させてください!

弊社の白ワインと言えば、多くの方がシャルドネや信濃リースリングを思い浮かべると思いますが、「ソーヴィニヨン・ブラン」も忘れてはなりません。

「ソーヴィニヨン・ブラン」という品種は、中伊豆ワイナリーにとって多くの知見や成長をもたらしてくれた思い入れのある品種です。

「この地には合わない」と言われ続けて来ましたが、20年にも及ぶ様々な試行錯誤の結果、2021年に単一品種ワインとして商品化。

今もなお進化し続けている品種のひとつです!

 

果実由来の「柑橘」や「ハーブ」を思わせる爽やかな香りは食前酒としてもオススメ。

「どんな料理と合わせようかな?」と考えるのが楽しくなるような白ワインです!

 

今回はそんな「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」の魅力をお伝えできればと思います!

 

伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024のテイスティングレポート

それでは早速、「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」について詳しく見ていきましょう。

テイスティングにあたり「外観」「香り」「味わい」の3つの項目に分けてご紹介していきます。

まずは「外観」

芽吹いたばかりの若葉を思わせるような黄緑色の絵具を、「ポトン」と一滴水に落としたようなクリアな色です。

粘性は強め。アルコール度数は12.5%です。


続いて「香り」

注いだ瞬間にパッと香るライム、ネーブルオレンジなどを思わせる爽やかな柑橘系の香り。

カシューナッツのような香りがほのかに混じります。

スワリングするとレモン、フェンネルのようなハーブ香、スパイス感は強くないものの遠いところに白コショウをやや感じます。

さらに時間が経つと、柑橘系の香りが大きく変化し、文旦(ぶんたん)のようなニュアンスを感じられます。


最後に「味わい」

アタックは爽やかな酸がふわっと広がり、じわっとした甘みも感じられます。

フィニッシュにも酸が残っており、辛口らしいキレのよさを感じます。

余韻は中庸(10秒ほど)。

時間の経過とともに”酸のとがり”がなくなり、まろやかに。


伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024に合う食事のご提案

「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」の魅力は、なんといっても「爽やかさ」にあると私は考えます。

爽やかな酸と香りが生き生きと感じられるお食事をご提案いたします!

 

まず思い浮かぶのは、「スズキのカルパッチョ」。

マダイやサーモンなどではなく、スズキのような”ねっとり感が少ない”白身がオススメです。

オリーブオイル、塩でシンプルに味付けをして、ピンクペッパーをちらすといいでしょう。

ほかには「トマトたっぷりのイカのピザ」などもオススメです。

トマトの酸味と「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」の酸がマッチし、火入れされたイカの甘みをより感じられると思います。

 

シンプルに「グリーンアスパラのエチュベ」で1杯。

味付けは塩だけで十分です。

※エチュベとは、少量の水と油で蒸し煮にするフランス料理の調理技法です。素材のもつ水分を生かして蒸し煮にするため、素材の味が凝縮されます!

また、和食との相性もよさそうなので、「白身魚の銀餡仕立て」なども良いかもしれません。

スズキやアイナメ、メバル、カワハギなど、身質のねっとりしていない、香り豊かな白身が良いでしょう。

爽やかな三つ葉を添えたら、より複雑な香りのハーモニーを楽しむことができるでしょう。

 

これからの季節、個人的に試してみたいのは「鮎の塩焼き」です。

蓼酢(たでず)ソースと合わせて召し上がることで、爽やかな酸味と鮎が持つ特徴的な香りが「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」とよい相乗効果を生みだしそうです!

”粋”な組み合わせだと思いませんか?

 

まとめ

私が「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」を初めてテイスティングしたとき、

「このワインには、どんな料理を合わせよう?!」

とワクワクした気持ちになりました。

 

例えば、家に「シャルドネ」が1本あるときのことを想像してみてください。

 

「今日はシャルドネと何を合わせよう?」と考えて見ると、

「シャルドネって万能選手だよな~」

「なんでも合いそうだな~」

となってしまいがちではないでしょうか?

(すみません、私はそうなりがちです)

 

でも!

例えば、家に「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」が家にあったとしたら・・・

 

きっと、

「単体で飲むにはもったいない!」

「何と合わせようかな?」

「何を買いに行こうかな?」

「このワインに合わせるならこだわりたい!」

と、そんなことを思っていただけるんじゃないかな?と私は思うのです。

 

一緒に合わせる料理の事を想像したり、これから始まる食卓を豊かにしてくれるんじゃないかと、未来を楽しみにさせてくれるワインだと私は思います!

皆さんにも思い思いの食事に合わせてお楽しみいただき、楽しい組み合わせをシェアしていただけたらうれしいです!

草木が萌ゆる今の時期に相応しい、爽やかな白ワイン「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」、ぜひご購入頂けたらうれしいです。

皆様のワインライフに幸がありますように!!

そんな未来を願って今回は終わりにしたいと思います。

それではまた!