滑らかな口当たりと果実を感じるフレッシュな味わいの"伊豆メルロー”2023ヴィンテージ が新入荷

中伊豆ワイナリーが手掛ける数あるワインの中でもひと際バランスの取れた赤ワイン、伊豆メルロー

「普段白ワインは飲むけれど赤ワインはあんまり・・・」という人や「赤ワイン特有の強いタンニンが苦手・・・」という人でもおいしく召し上がっていただける赤ワインです。

伊豆メルロー2023

本記事では、中伊豆ワイナリー公式オンラインショップを運営している大川が、中伊豆ワイナリーで手掛ける伊豆ワインについてご紹介しています。是非、最後までお読みいただき、商品を手に取っていただく理由の1つになれたら幸いです!



目次
  1. メルローとは?
  2. 伊豆メルロー2023のテイスティングレポート
  3. 伊豆メルロー2023に合う食事のご提案
  4. まとめ


1.メルローとは?

メルローの起源はフランスのボルドー地方で、17世紀頃から栽培されていたといわれており、赤ワイン用のブドウ品種として世界的に有名で多くの人に愛されています。


一般的にメルローという品種は、カシスやブラックベリーなどの黒系果実の香りに加えて、プラムやチェリーなどの赤系果実のような香りが特徴です。また、酸味、タンニンが穏やかでバランスが良く、様々な料理に合わせやすい赤ワインです。


同じメルローでも産地や作り手によって味わいが大きく異なることがあり、この伊豆で育った「伊豆メルロー」も例外ではありません。いろいろなメルローを試して、自分好みの味わいを見つけるのも楽しいかもしれません。



2.伊豆メルロー2023のテイスティングレポート

さて、ここからは「伊豆メルロー2023」について詳しく見ていきましょう。テイスティングにあたり、「外観」「香り」「味わい」3つの項目に分けてご紹介していきます。


まずは「外観」


赤ワインを苦手とする方が想像するような「重そう!」「濃そう!」「飲みにくそう!!」というイメージからは遠く、「私でもこれなら飲めそう!」と思うような優しい色。


詳しく見ていくと、エッジ*に薄紫色、薄いルビー色、中心にやや小豆色が美しい「チャーミングなピンク色」という表現がピッタリでしょうか。


アルコール度数は13%で、粘性は「中庸」。



エッジ*・・・ワインをグラスに注いだ時の液面のグラスにあたる縁(ふち)をさします。テイスティングで外観を見る際は、ワイングラスを少し傾けて、エッジの色合いも見ることが多いです。熟成の度合いにより色の変化を見ることができたりします!



続いて「香り」


アタック*は、先に述べた品種ならではの特徴に加え、奥にメープルシロップやいちごキャンディーのような甘い香り、クローブ(丁子)のような渋みを帯びたスパイシーな香りが加わります。


2022年ヴィンテージと比較すると、少し香りのボリュームが増したように感じました!


スワリング*をすることでもっと濃いブラックベリーのような果実のニュアンス黒いユリを連想させる花の香りを感じ取ることができました。


アタック*・・・ワインをテイスティングする際、口に含んだときの第一印象のことです。


スワリング*・・・ワイングラスを回す動作のことです。ワインと空気が触れ合うことで香りが開いたり、味が変化したりする効果があります。



最後に「味わい」


タンニンは中程度。酸はややさわやかで柔らかい印象。

奥に控えめだけど甘味のボリュームを感じます。


ただ、はっきり言えるのはしっかりとした「辛口ワイン」です!


一般的なメルローには、”果実由来ではない甘い香りのニュアンス”は控えめなことが多いです。

この「メープルシロップやいちごキャンディーのような甘い香り」と「クローブ(丁子)のような渋みを帯びたスパイシーな香り」は伊豆メルローならではの特徴かもしれません。


「若さ」そして「酸主体」に感じますが、その酸が柔らかいため、全体のバランスがちょうど良い!!


飲み込んでから鼻に抜ける香りと味わいの余韻は長く(10秒以上)、飲む時のワインの温度によっても変化していきそうです。





3.伊豆メルロー2023に合う食事のご提案


まず、パッと思い浮かぶのは「ビーフシチュー」。

濃い目のルーで作ったものというよりは、赤ワイン煮込みのようなさらっとしたタイプのものがおすすめです。


赤ワインは煮込むことで酸が柔らかくなり、うま味が凝縮します。その酸味とうま味がこの伊豆メルロー2023の持つ味わいと相まって、複雑なうま味の層を感じることができ、普段の食事をワンランク上のものにしてくれそうです。


他には、脂質のあまり多すぎない赤身のステーキ(味付けは塩コショウ、そしてワサビがおすすめ)やビーフジャーキーなども合いそうですね!


また、飲み方によっては、フルコース料理をこの1本で任せられるようなバランス感があります。


前菜からメインに向かうにつれて、ワインを召し上がる温度を少しずつ上げていくことで、徐々に深い味わいと香りを感じとることができます。


そうすることでコース料理の流れに合った楽しみ方ができそうです。



4.まとめ



この「伊豆メルロー2023」を一言で表すなら、


「高学歴女子が目いっぱいおめかししたワイン」 

です!!!


※そのチャーミングなピンク色の見た目や、甘い香りに惑わされないでください!

傍目だけではわからない、強い芯のあるしっかりとした辛口の赤ワインです。


海外産のメルローにはない、伊豆メルローならではの香りと穏やかな酸とタンニンは、老若男女を問わず、「赤ワインを初めて飲んでみる!」という方にもおすすめです。


是非いろんな方に飲んでいただき、感想をレビューでいただけると嬉しいです(^^)/

それではまた!